どうも低身長コンプレックスおっさんのkitajinです。
本記事では、暴飲暴食によって起こるリスクについて考えてみたいと思います。
暴飲暴食をすることで、様々なリスクがあります。
暴飲暴食は単に食欲の問題だけでなく、精神的な問題もはらんでおり、体からの危険信号の一つかもしれません。
本記事を読むことで暴飲暴食のリスクを知って、行動を改善していくキッカケになれば幸いです。
- 静岡県浜松市在住
- 身長157㎝低身長コンプレックスおっさん
- 30年間様々なコンプレックスを抱えてきた
- 現在はコンプレックスを克服して精力的に活動中
〇この記事でわかること
- 暴飲暴食の原因
- 暴飲暴食の恐ろしさ
- 暴飲暴食の改善方法
暴飲暴食の原因
気がつくと、つい食べすぎてしまうことは誰にでもあるものです。
しかし、単なる食べすぎと暴飲暴食の違いはどこにあるのでしょうか?
暴飲暴食がどこから来ているのかを知ることで、健康的な生活を送るきっかけになるかもしれません。
必要以上の量を食べていないか?
人間、一日に必要な摂取カロリーは男性なら2200±200キロカロリーくらい、女性なら1400キロカロリー~2000キロカロリーくらいと言われています。
参照 一日に必要なエネルギー量と摂取の目安:農林水産省 (maff.go.jp)
個人差は当然ありますが、大体、自分が美味しく食べられる量は自分で分かるものです。
しかし、つい目の前に食べ物があると手に取ってしまっていませんか?
「勿体ない」「付き合いでの会食」「ながら食べ」といった食欲がないのに、つい食べてしまうことは誰でも経験したことがあるものです。
ほとんどの人は、一日、暴飲暴食をすると反省して、次の日は抑えめの食事にしますが、何かのきっかけで暴飲暴食が習慣化することがあります。
暴飲暴食が習慣化すると、必要としている量をオーバーしていくので、食べる量が増えつづけます。
食欲をコントロールするには、まず、今の自分がどれくらい必要なのかを判断して、それ以上は食べないことが大切です。
食事をイベントにしてないか?
食事を楽しみにするのは良いことです。しかし、食事を大きな喜びとすると危険です。
現代の日本では、食事は一番手軽で安価に叶う欲望です。
日本中どこを見渡しても、食事に困ることはありません。そんな中で、食べることだけが喜びとなり、食事がイベントになると、つい手を伸ばしてしまいがちになります。
そういう生活を続けていると、いつの間にか暴飲暴食が習慣になっていきます。
ストレスを溜めすぎてはないか?
暴飲暴食の原因として、ストレスのはけ口にしているという人も多いと思います。
仕事終わりや休日などは、つい食べ過ぎてしまうという経験は誰にでもあるはずです。
食べ過ぎもたまになら、体に負荷も少ないですが、毎日のように、ストレスのはけ口として暴飲暴食に走る人は危険です。
もし、最近は食べすぎていると思ったなら、大きなストレスを抱えていないか生活を見直してみた方が良いかもしれません。
体調を崩していないか?
ストレス以外にも、体調不良のために暴飲暴食に走る人もいます。
特に女性の場合など、ホルモンバランスの乱れから暴飲暴食をする人がいると言います。
生理前には、エストロゲンの分泌が少なくなりイライラしたり、プロゲステロンが増加するので、食べすぎたりするのはそのためです。
体調の変化が、食事にも表れることを意識した方がいいでしょう。
暴飲暴食の結果おこる事
ダイエットをしなくてはいけなくなる
毎日、同じ量を食べている人と、同じカロリーを摂取をしているのに、たまに暴飲暴食をしている人ではどちらが太るでしょうか?
答えは明白で、暴飲暴食をしている人の方が太りやすいというデータがあります。
それは血糖値が急激に上がることにより、様々な疾患を引き起こすからです。これを血糖値スパイクと言います。
血糖値スパイクは、糖尿病の原因ともされており、
暴飲暴食が常態化すると、ダイエットを考えなくてはいけないくらい太る可能性が上がります。
しかし、長年かけて太った体はそう簡単に痩せません。
若い頃は太りづらい体質だとしても、長年、暴飲暴食が続けば太るリスクは上がります。歳を重ねるごとに代謝が落ち、太りやすくなるからです。
太らないからと油断しない方がいいでしょう。
長い目で見ると健康を害する
暴飲暴食で気を付けなくてはいけないのは健康です。
暴飲暴食をする人は、そうでない人に比べて健康リスクが高いというデータもあります。
過度な暴飲暴食は内臓にも負担を与え、胃もたれや胃痛を引き起こす原因にもなります。
暴飲暴食が続けば、胃潰瘍や胃がんに発展することもあり得るでしょう。
食べ過ぎによってダメージを受けるのは胃だけではなく、食道も同じものです。
年齢が上がれば、逆流性食道炎となり、食道がんの原因となります。
また、肝脂肪になると糖尿病や糖尿病の合併症も気を付けなくてはいけません。
他にも、食べ過ぎによる精神的ダメージもあります。
過食症や拒食症、食べることが我慢できないことで鬱状態になることもあります。
また、食べ物による健康被害もあります。
食品添加物や保存料、発がん性物質が入った加工肉などを長年食べ続けることで、健康を害するリスクが上がります。
必要以上にお金がかかる
エンゲル係数という言葉をご存じでしょうか。
エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食費の割合のことですが、数値が高いほど生活水準は低いと言われています。
たくさん食べることは、それだけ食費が掛かります。
食べるだけでなく、調理に掛かるガスや電気、水道代、買い物などに行く交通費、その他、食事が増えれば出費も嵩んでいくものです。
また、暴飲暴食が続けばダイエットにお金をかけたり、健康を害し、病院に行くのにもお金が掛かります。
暴飲暴食を続ければ、その分、浪費が増える可能性が上がります。
時間を無駄に使う
暴飲暴食には、多くの時間を使います。
「食材を用意する時間」「料理する時間」「食べる時間」「片付けをする時間」などです。
それらが毎食掛かると思うと馬鹿にできないのではないでしょうか?
しかも暴飲暴食をする人はさらにその時間がおおくなっているのです。
精神を病む原因になる
暴飲暴食をする理由にストレス要因があると書きましたが、暴飲暴食自体がストレスの原因になることもあります。
ダイエットをしたことがある人なら思い当たるでしょうが、食べ過ぎた次の日の後悔は、本当に気分が落ち込みます。
自分を裏切るように暴飲暴食を繰り返すと、意思の弱さを嘆いたり、人格まで否定してしまう人がいます。
それで余計に暴飲暴食を引き起こしてしまうこともあります。
ですので、食べ過ぎて落ち込むことがあるとしたら、まずは落ち込まないようにすることが大切です。
意欲を失う原因になる
よく昔から、腹八分目が一番いいと言います。
健康のための言葉ですが、意欲に関しても腹八分目がいいのではないでしょうか。
というのが、お腹が膨らむと、動くのが面倒になります。
また、そのまま寝てしまうと、深い睡眠が得られずに翌日にも引きずる恐れがあります。
睡眠不足は意欲の低下に繋がります。暴飲暴食をする時は、翌日に響かない時を見計らってにすべきでしょう。
暴飲暴食のやめ方
ストレスを抱えていることを知る
なぜ暴飲暴食をするのでしょうか?
語弊なく言うなら、食べたくて食べているのではなく、ストレスのはけ口として食べ物を口に入れている状態ではないでしょうか。
ですので、暴飲暴食をしている人は、自分がストレス状態であることを考える知るべきです。
ストレス原因を排除する
ストレス状態にあることを認識したなら、次はストレス要因を排除するようにしましょう。
それが無理なら、何とか軽減できるように努力すべきです。
その上で食べることでストレス発散をしないように心掛けなくてはなりません。
でないと不健康のループに入ってしまいます。
医師の手を借りる
暴飲暴食は精神的ストレスやホルモンバランスの崩れから来ていることもあります。
また過食症などの精神疾患にかかっている可能性もの有るので、あまりに食欲が抑えられないようでしたら、医師の診断を受けることをオススメします。
また、暴飲暴食による体へのダメージも考えられるので、そちらの方も見てもらった方がいいでしょう。
減らすことを意識する
食べることは楽しみなので、なかなかやめることができないのが現状でしょう。
しかし、長い目で見れば明らかに不健康なことをしているので、暴飲暴食を止めたいはずです。
ですので、今どれだけ食べているのかを計り、それを確実に減らしていくだけでずいぶんと結果が変わってきます。
食べる量を極端に減らすのではなく、徐々に長い年月をかけて変化させることで健康になっていきます。
食べる量を変えられないのなら、食べる物をカロリーの低いものに変えていくと良いでしょう。
また、食べる時間帯を変えるなど、色々試して見るのも変化をつけるとよいでしょう。
付加価値を付ける
食事に付加価値とは、食の体験を増やしていくことです。
誰と食事をしたのか、どこで食べたのか、どういう理由で食べたいと思ったのか、などを工夫することで食事が楽しみに変わっていきます。
ただ、単調に食べ物を体内に通過させているだけでは人生がつまらないモノになります。
ですので、食事に別の楽しみという付加価値を考えれば人生が豊かになり、食べ物に対する考え方も変わってくるはずです。
運動を取り入れる
暴飲暴食を気にする人は、運動を習慣に取り入れるのはどうでしょうか。
運動で痩せなくてもいいので、運動を取り入れるだけで意識が変わってきます。
運動にはストレス解消効果や不安の解消、幸福ホルモンであるセロトニンを出させる効果があります。
それらの物質で、ストレスによる過食が収まるかもしれません。
運動をすることで痩せる行動を意識することで、認知的不協和となって、食事を控えようとする意識に変わっていきます。
散歩でもいいので、運動を習慣化させましょう。
最後に
暴飲暴食は、現代人に生まれたからこそできる身近な贅沢です。
しかし、それが度を越すと体にダメージとなって返ってきます。
それが長年続けば、肉体に大きなダメージを与えかねません。
大きなストレスを抱えずに自分の体と相談しながら、何時までも食事を楽しめるように健康に気を付けたいものです。
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