低身長は親のせい？身長が伸びなくなると言われる原因と対策

身長が伸びないと言われる要因

遺伝

身長は、遺伝が関係することは明らかなとなっています。

欧米の双子を比べた研究によると、別々に育った双子が、身長が同じだった確率が8割程度だったことが判明しています。

ですので、両親が身長が低い場合、8割は期待ぜず、残りの2割は、諦めるのも早いと言うことです。

例えば、両親が身長、160㎝前後だとして、日本人の平均身長である171㎝までの差は10㎝ちょいです。

残りの2割で、10㎝は伸びそうだとは思いませんか？

あなたの身長が現在165㎝なら、たった6㎝伸びれば、平均身長に届くのです。これから伝える身長が伸びない原因を正すことで、身長が伸びるかもしれません。

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タバコ

若い時に、タバコを吸うと身長が伸びなくなると言われています。

タバコには様々な化学物質が含まれており、それが人体に影響を及ぼし、身長を伸びなくさせているのかもしれません。

たばこの煙に含まれる成分

たばこの煙は粒子成分とガス成分の2種類に大別されます。紙巻たばこの煙では、粒子成分には4,300種類、ガス成分には1,000種類もの化学物質が含まれ、そのうちにいくつかは粒子成分とガス成分の両方に含まれると報告されています。たばこの煙に含まれる成分は、たばこの葉そのものに含まれるものと、乾燥や加⼯・製造の過程で⽣成・添加されたもの、さらに、それらが燃焼する際に⽣成されるもので構成されており、喫煙や受動喫煙ではこれらが合わさったものをまとめて吸い込んでいることになります。

たばこの煙と受動喫煙 | e-ヘルスネット（厚生労働省） (mhlw.go.jp)

ボクは、専門家ではないので、タバコが身長にどのような影響を及ぼしているのか分かりませんが、タバコを吸っていた者として一つ言えるのは、タバコを吸うと食欲が無くなることです。

つまり、思春期にタバコを吸えば、本来、必要な栄養が取れない可能性が出てくるのです。

また、タバコを吸うと、倦怠感が身体を襲い、動きたくなくなります。これもまた、運動などをする習慣を阻害するのに繋がります。

結果、タバコを吸うことは、身長が伸びなくさせる要因に繋がると言えるのではないでしょうか。

お酒

では、お酒はどうでしょうか？

お酒も成長ホルモンを減らしてしまいそうですが、実際は分かりません。

ただ、お酒を飲むことによって睡眠の質が悪くなると言われています。

実際、ボクもお酒を飲むようになったら、夜中、目が覚めます。また、お酒は内臓を弱らせます。特に肝臓の処理機能はお酒によって影響を受けます。

また、お酒は夜更かしや不規則な生活を誘発させます。

他にも、アルコール依存症などの依存症になれば、精神的ストレスを多く抱えるようになります。

つまりは、過度な飲酒をすれば、身長が伸びなくなる要因になる可能性があります。

ストレス

ストレスは、成長を妨げる要因の一つと考えられています。

成長ホルモンの分泌は、慢性的なストレスや高いストレスによって減少することがあります。

睡眠や運動などの健康的な活動が成長ホルモンの分泌を促進するのに対し、過度なストレスは成長ホルモンの正常な分泌を妨げるのです。

過度なストレスを感じていれば、睡眠の質も低下しますし、日中も、気分が優れずやる気も起きないことは想像できると思います。

寝不足

寝る子は育つと言われるように、睡眠と身長は大きな関係があります。

成長ホルモンが睡眠時に多く分泌されるなら、睡眠が浅かったり適切でない場合、成長ホルモンが分泌されにくくなるということです。

また、夜更かしの原因であるテレビやスマホなどの光は、睡眠の質を低下させると言われています。

睡眠による効果は、成長ホルモンの分泌だけでなく、記憶の整理や脳を休ませるなどがあり、十分に睡眠がとれていないと、ストレスを溜めやすくなるとも言われています。

身長を伸ばすのに、睡眠がいかに重要かが分かると思います。

運動不足

運動不足は、身長の伸ばしすのに影響を与える可能性があります。

運動によって筋肉や骨が刺激されることで、身長の伸びを促す効果が期待できます。

また、運動によって食欲が増し、必要な栄養素を摂取することも身長を伸ばす手助けになるでしょう。

さらに、運動は睡眠の質や量を向上させる効果があります。良質な睡眠は、成長ホルモンの分泌を促進し、成長に重要な役割を果たします。

以上のことから、運動は身長を伸ばすために重要な要素です。

栄養不足

現代の日本人の平均身長は、男性が約171㎝、女性が158cmくらいです。

しかし、それが栄養が不足していた100年前1923年（大正12年）頃では、男性の身長は160cm、女性は150cmくらいでした。

この100年で平均身長が10㎝近く違うのは、やはり栄養が大きな原因ではないでしょうか。

現代のように、いつでも栄養が摂取できる時代は過去に無かったので、身長に影響を及ぼしたのです。

特に、身長を伸ばすのに効果があるとされる栄養素は、たんぱく質とカルシウムとマグネシウムが良いとされています。

食品としては、肉や魚、玉子、貝類などです。また、それらを効率よく摂取するには、サプリメントが良いとされています。

肥満

肥満で、身長が伸びなくなるかどうかは分かりませんが、肥満になる原因のいくつかが、身長を伸びなくさせる要因と結びついています。

以下が、肥満になる原因とされるものです。

• 不規則な生活
• 運動不足
• 栄養の偏った食事
• ストレスによる過食

肥満が、成長の妨げになっているというより、肥満になる人は、身長が伸びない要因と同じことをしていることが分かると思います。

病気

成長ホルモン分泌不全性低身長症という病気があるように、身長を伸ばさない病気が存在します。

近年、子どもの身長が低い、あるいは身長が伸びないと保護者が心配して小児科を受診するケースが増えています。保健センター、保育園・幼稚園、小学校などからのすすめで受診するケースも多いです。これらを詳しく調べると、成長ホルモンが十分出ていないために身長が伸びていない場合があります。この病気を成長ホルモン分泌不全性低身長症といいます。

成長ホルモン分泌不全性低身長症 (せいちょうほるもんぶんぴつふぜんせいていしんちょうしょう)とは | 済生会 (saiseikai.or.jp)

また、どんな病気であっても、先ほどに挙げた要因に当てはまり、成長を妨げる可能性があります。

病気になれば運動はできませんし、当然、治療にはストレスが溜まります。痛みや不安により睡眠障害になるかもしれません。

また、食事も喉に通らなければ、栄養も偏るかもしれません。

このように、病気が成長を妨げる要因となる可能性はあり得ます。

20歳こえても身長を伸ばすには？

骨盤・背骨の矯正

背骨のゆがみを矯正することにより、身長を伸ばすことができると言われています。

実際は、伸ばすというより、姿勢の悪さなどで縮んだ身長を元に戻すと言うのが正しいかもしれません。

矯正をすることで正しい背骨の位置に戻し、それが身長が伸びたように見せているのです。

背骨は、普段の生活習慣で歪みやすいです。

施術を受けることにより、歪みの少ない人で1,2cm、大きい人では5cmちかく伸びる可能性があります。

背骨（椎骨）の歪みにより実際に身長が低くなる

姿勢による印象とは別に、「実際に」身長を低くしている原因が背骨（椎骨）の歪みです。

背骨は一本の骨というイメージを持たれている方も多いと思いますが、
実際は24個の椎骨という骨が積み重なって背骨を形成しているのです。

図のように、椎骨は椎間板というクッションのような役割を果たす軟骨を挟んでいます。
猫背によって背骨が歪むことで椎間板が潰れます。
1つ1つがわずか1mm潰れたとしても、背骨の全体で考えると1cm程は実際の身長が縮んでしまいますよね。

猫背を治すと身長5cmアップの真相と仕組みを紹介します。 | ぷらす鍼灸整骨院（大阪・兵庫・東京・横浜・広島で展開中) (plusseikotsuin.com)

僅かな希望にかけてみる

今まで紹介してきたように、身長が伸びない要因をすべて取り除き、反対に身長を伸ばす効果のあることをしていくのです。

具体的には、規則正しい生活、運動、栄養価の高い食事、均整のとれた体、睡眠、ストレスを感じない生活と精神状態を心がけることです。

それでも、あなたが二十歳を超えている場合、身長が伸びる可能性は極めて低いです。

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手術

強制的ですが、確実に身長を伸ばす手段として、骨を伸ばす手術があります。

「骨延長術」と言い、現在、日本でも手術ができるクリニックがあるので、成長期が止まった後でも、本気で身長を伸ばしたい人は、検索してみてください。

しかし、健康な体にメスを入れるのですから、相当の覚悟は必要だと個人的には思います。

最後に