改めまして低身長コンプレックスおっさんのkitajinです。
本記事では、ボクがしてきた禁煙について紹介しています。
禁煙することはとても大変だと感じている人が多いのではないでしょうか。
実際、僕もやめるまでに何度も挫折しました。
では、一体どうやって、ボクがやめることができたのかを本記事では紹介しているので、禁煙をしたい人は、是非、参考にしてみてください。
〇 この記事が役立つ人
- 禁煙にチャレンジしたい人
- 禁煙に何度も挫折した人
- 禁煙体験を共有した人
タバコをやめようと思うのは、一つの理由が大きいとは限りません。
むしろ、幾つもの理由が複合的に合わさって止めようと思うのではないでしょうか。
ボクも幾つもの理由が合わさって、禁煙するしかないなと思うようになりました。
タバコ病
皆さんはタバコ病という言葉を知っていますか?
読んで字のごとし、タバコを吸うことによって起こる病気です。
僕の場合、厳密に医師の診断を受けたわけではないですが、禁煙するまで、タバコを吸うと夜、喘息みたいになって息が出来なくなりました。
これ以上、吸い続ければ確実に病気になるなという危機感があってやめました。
ここまでいけば誰でもタバコをやめると思いますが、それでも、完全に止められるまで何度か挫折はありました。
税金
ボクがやめる時まで吸っていたタバコは、『メビウスワン』で、2016年1月1日当時、価格が440円でした。
そして現在は580円です。
たった6年で、140円も値上げしていますし、これからも確実に上がっていくでしょう。
海外ではひと箱1000円などザラだそうです。
2022年版:世界100カ国以上のタバコの値段/ランキング、安い国はどこ? | カズブログ (kazsblog.com)
何にお金を使おうが本人の自由ですが、値上げの度にまた上がった、と税金のストレスを考えると、タバコを吸うのは、デメリットでしかありません。
禁煙ブーム
税金をはじめ、世界的禁煙ブームによる締め付けも厳しくなった昨今。
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日より全面施行されます。
現在では、タバコを吸う場所を探すのも苦労しますし、またタバコを吸っているというだけで嫌われるリスクが上がります。
不自由な思いを強いられてまでタバコを吸うメリットを感じられなかったので、やめる方向へと心が向かっていきました。
スモーカーフェイス
『スモーカーフェイス』とは、タバコによる影響で顔が老ける現象のことをいいます。
タバコが身体に及ぼす影響は、多種にわたることが様々な研究でも明らかになっています。
専門家ではないので詳しくは書きませんが、そんな中でも、タバコを吸うことで顕著に表れるのは、肌荒れや白髪などの見た目の変化ではないでしょうか。
ボクもタバコを吸っていたことで、肌荒れなどがあり、何時も疲れたような顔をしていました。
気持ち悪くなる
タバコを吸っている人は誰でも経験したことがあると思いますが、大量にタバコを吸うと気持ち悪くなります。
身体は求めてないのに、イライラしたり手持ち無沙汰でつい吸っていると、吸いすぎで気持ち悪くなるのです。
これはタバコに含まれる有毒な成分が、脳や血液などに影響を及ぼしているからだと言われています。
この気持ち悪さを利用してタバコをやめることに成功しました。
縛られている
タバコを吸うことによって様々なことに縛られます。
- 毎回タバコを買いにいくこと
- 吸う場所探し
- 吸っている時間
- 吸えない時のイライラ
- 健康リスク
- 臭いやヤニなどの周りへの配慮
- 異性にモテない
- 吸い殻の処分などなど。
タバコを吸っていることで、縛られることが多いのが現状です。
タバコを吸っているだけで、どれだけ人生を縛られているのでしょうか?
これらをデメリットと感じる人は、タバコを今すぐにやめるべき人です。
嫌われるリスク
タバコを吸うことで嫌われるリスクが上がります。
世の中がこれだけ嫌煙家の声が大きくなれば、今まで気になってなかった人も同調圧力に屈してしまいます。
本人から漂うニオイだけでなく、副流煙などの健康被害も叫ばれています。
タバコをやめると分かるのですが、タバコの臭いはすぐに衣服につくし、十メートル先でも気づくレベルです。
気の弱い人、人から知らずに嫌われたくない人はタバコをやめるべきなのではないでしょうか。
タバコを止めて良かったこと
体調の変動が少なくなった
タバコを吸っている時は、よく頭が痛くなったり、体がだるくてやる気がでなかったりという日がありました。
また、毎年風邪をひいてましたし、末端冷え性で、霜焼けが出来ていたりもしました。
これらの症状は、タバコを吸うことで血管が収縮して、血流が行きわたらないことで起こっていると言われています。
タバコを吸わなくなった現在、体調の悪さはほぼなくなり、風邪もほとんどひきません。
相変わらずの冷え性ですが、霜焼けにはならなくなりました。
時間に余裕ができた
タバコを吸うことで失われると言われるモノの中に時間があります。
タバコにかかる時間としては、次のモノがあります。
- タバコを吸う時間
- タバコを買いに行く時間
- 喫煙所、灰皿を探す時間
- タバコを捨てる時間
- タバコの吸い殻などを掃除する時間
- タバコのことを考えている時間
例えば、タバコを1本吸い終わるのに3分かかるなら、1日20本吸えば、60分、1時間丸々、タバコに費やすことになります。
それに加え、タバコを吸うまでかかる時間、吸った後にかかる時間などを換算すれば、どのくらいの時間が掛かっているのでしょうか。
タバコを止めたことで、それらの時間を使わ無駄に浪費することがなくなりました。
出費が減った
たばこ税が留まることを知りません。
今更、いうまでもありませんが、タバコを吸うことで出費がかかります。
ボクが禁煙するまで吸っていたメビウスワンは、やめた当時430円で、1日約10本吸っていました。
1ヶ月で6450円、1年で77400円くらいの金額がかかっていたことになります。
それに、タバコにかかる出費は、何もタバコ自体だけではありません。
細かいことを言うようですが、タバコを買いに行く「ガソリン代」「タバコの汚れなどを掃除する費用」などもタバコを吸っていることで、かかってくるのです。
タバコをやめたことで、確実に出費が減りました。
タバコの情報に左右されない
税金の話がでましたが、ボクがタバコを止める六年前くらいから、タバコが頻繁に値上げされるようになりました。
六年間ですでに五回、毎年のように値上げをしています。
それだけではありません。
タバコの害悪は、ことあるごとに話題に上り、その度に大袈裟に非難する人もいます。
まるでタバコを吸うことが大罪人のような言われように、喫煙者としては肩身の狭い思いをさせられます。
またタバコの情報は、それだけにとどまらず、自他とのに健康被害があるなども言われています。
タバコをやめることで、そういった情報に心を乱されることがなくなりました。
喫煙所から解放される
2020年4月1日に受動喫煙禁止法案の施行により、店内での喫煙が禁止となりました。
タバコとセットのような空間であったパチンコ店でさえ、檻のような喫煙所の中でしかタバコが吸えなくなっています。
ボクがやめた6年前でさえ、外でタバコを吸う場所を探すのは一苦労でした。
また、タバコを吸うことで、タバコから流れる煙にも気を遣わなくてはいけませんでした。
設置された喫煙所を見ると、扱いのひどさを感じずにはいられません。
なぜ、あれだけの税金を取っておいて、吸う人に対して冷遇するのかと思ってしまうくらいです。
それでも、タバコをやめたことで、喫煙所のお世話になることはなくなりました。
口の中が気持ち悪くない
ボクにとって、タバコを吸っていて一番嫌だったのは、口の中の気持ち悪さと咽喉のイガイガでした。
タバコをやめたことで、それらが解消できたことが一番の成果でした。
このことでも分かるように、喫煙者というのは、実はタバコによって一番の被害を受けている人だと思います。
若かりし頃、ほんの好奇心で吸ったのが始まりで30年以上、その被害を受けてきたのです。
今でも、口の中の不快感を考えただけで、タバコを吸う気が無くなります。
禁煙しようと考えている人は、この口の中の不快感に着目するとタバコを吸うのをやめれるかもしれません。
他人の目を気にしないで済む
タバコを毛嫌いする人は多いです。
ボクがタバコを吸い始めた30年前は、そういう人の声が小さかったのですが、いつの間にか立場が逆転してしまいました。
昔、パチンコ屋で、隣から流れてくる煙をこれ見よがしに手で払っていた人が、タバコの煙を吐き出している人に、「そんなに嫌ならパチンコ屋に来るな」と怒鳴られていたことを思い出します。
それが、時が経ち、だんだんとタバコの煙は良くないなどと言われるようになり、気が小さいボクも気になるようになりました。
自分の吸う煙が他人に流れてないか、服についたニオイが臭くないか、不快に思われてないかと気にするようになりました。
また、タバコを吸えば、必ずタールが至る所に付着して汚します。
アパートの換気扇の部分にはタバコのタールがこびりついていました。
タバコをやめたことで、それらのことを気にする必要がなくなりました。
タバコの後始末を気にしなくなった
タバコを吸うことで、必ず出るのが吸い殻です。
この吸い殻というのが意外に厄介で、いつの間にか溜まっています。
また、吸い殻の他にも灰もまた厄介で、吸っていると周囲を汚しています。
注意していても灰皿の周りは灰だらけなんてこともありました。
また、タバコで注意が必要なのは火の後始末です。
昔からタバコを吸っていた人なら一度は経験したことがあるでしょうが、タバコの火が消えていない(または消したかどうかはっきりしない)のにタバコから離れてしまう行為です。
そういう心配も、タバコを止めてから一切することが無くなりました。
kitajin流 タバコのやめ方
禁煙本を読みまくる
世の中には禁煙本が数多く出回っています。
その中でもおすすめなのが、アレン・カーの『禁煙セラピー』という本です。
この本がきっかけでボクは禁煙することができました。
その他にも多くの禁煙本、禁煙ブログなどを読んで、タバコがいかに悪いか、タバコをやめることがいかに自分のためになるのかをマインドコントロールしていくのです。
準備期間を設ける
タバコをやめるには準備期間が必要です。
「いざ、禁煙したいから明日からやめよう」ではなかなか継続できないものです。
では、どうしたらいいのか?
それは長期休暇とか、普段の生活習慣から離れたタイミングで止めることです。
しかも、この日に止めるという事を予め決めておくのです。
おすすめなのが、年末年始の長期休暇です。
新しい年に新しい気持ちで迎えると思い辞めるのです。
半年前くらいから心の準備しておくのです。
タバコをやめる心構え
あらゆる依存症に言えることですが、タバコをやめたがたい気持ちは失恋に似ています。
体は求めてないのに、ふとした時に記憶が甦ってついタバコを吸いたくなるのです。
つまりタバコをやめるには、身体の欲求と心の欲求の二つの欲求を絶たなくてはならないのです。
そして、得てして依存というのは、記憶から成り立っています。
身体が求めているのではなく、過去の記憶の結びつきがタバコを吸いたいと思わせるのです。
その習慣を知ることで、タバコをやめることができます。
さいごに
タバコをやめるのはとても難しいと言われています。
タバコの依存度は、麻薬よりも強いと言われることからわかる通り、意思の力でやめようとしても挫折してしまうのです。
なので、自分の意志ではなく禁煙外来を利用すべきなのです。
しかし、薬に頼りたくないと思う方は、ボクがどうやってタバコをやれられたかを今後も具体的に紹介していきたいと思います。
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